── 瀬戸内市議会議員 成本崇
「免許を返納したら、病院にも行けなくなる」── そんな声を、あなたは身近で聞いたことはないですか?
この問いに、今の瀬戸内市は答えられていません。でも、変えられます。この記事では、なぜ公共交通の充実が今すぐ必要なのか、具体的な数字と提案をお伝えします。
目次
1. 今、移動の自由は「車を持つ人」だけのものになっている
2. 高校生が使えないバスと、親たちの「送迎人生」
3. 公共交通は「福祉」ではなく「インフラ」
4. 予算を0.5%から1.5%へ ── 数字で語る覚悟
5. あなたの声を聞かせてください
瀬戸内市では、車がないと生活が成り立ちません。
スーパーへの買い物も、病院の通院も、ちょっとした用事も、すべて「車を運転できる誰か」が必要です。
でも、いつまでも運転できるとは限りません。
こうした「交通弱者」と呼ばれる人たちが、今の瀬戸内市では移動手段を持てていないのが現実です。
現在の乗り合いバス(ハイエース等)は、高校生にとってほぼ「使えない」ものになっています。
朝の通学時間帯にバスがない。部活後の夕方にもバスがない。
その結果、親や祖父母が1日に何度も駅や学校まで車で迎えに行く「送迎人生」が当たり前になっています。
現在運行中の瀬戸内市営バス。地域の足として市民の日常を支えている。
若い世代の声
「ここで家庭を持ったら、自分たちも同じ苦労をすることになる」
この「不安」が、若い世代が町を離れる大きな理由のひとつになっています。公共交通の問題は、少子化・人口流出の問題と直結しているのです。
私は1期目の最初から、市にこう訴え続けてきました。
「公共交通は道路や水道と同じ、町に不可欠なインフラです。」
いまの路線バスやコミュニティバスだけでは、まだ十分ではありません。
私が目指すのは、デマンドタクシー(予約型タクシー)の導入です。
これが実現すれば、免許を返納した後でも病院へ、岡山市内へ、自由に出かけられる生活が戻ってきます。
現在、市が公共交通に使っている予算を知っていますか?
市の総予算
約250億円
公共交通への現在の予算
約1.2億円
全体の0.5%
目標予算(提案)
約3.6億円
全体の1.5%
令和8年度版の市営バス路線図と時刻表。新設停留所も加わり、ネットワークは着実に広がっている。
わずか0.5%。道路や水道に比べて、いかに少ないかがわかります。
私はこれを3倍の1.5%(約3億6000万円)に引き上げるべきだと考えています。
この投資が、「将来も住み続けられる町」「若者が選んでくれる町」につながると確信しています。
提案の3本柱
デマンドタクシーの導入(自宅〜バス停・駅を繋ぐ)
高校生が使える時間帯のバス便確保
公共交通予算を市総予算の1.5%へ段階的に引き上げ
「移動できる自由」は、生きていく上での基本的な権利のはずです。
年齢や車の有無に関わらず、この町の誰もが自由に動ける。そんな瀬戸内市を、私は本気で実現したいと思っています。
まとめ
あなたはどう感じていますか?
「親の送迎が大変」「免許返納後が不安」「うちの地域も同じ問題がある」── どんな声でも教えてください。現場の声が、政策を前に動かす力になります。
動画で詳しく話しています → https://youtu.be/RtgtkC86BH4